言霊〜夢は口に出す派〜
2018年5月、俳優座劇場にてめちゃめちゃお世話になってますSETの大竹浩一さんの作演出する作品を見た。
BluePrintというダンスチームで、以前から知ってはいたが改めて最高にカッチョいい団体だった。ダンスがバキバキにうまい上に、それに勝るユーモアに溢れていて、ダンサーさんに関わらず台詞もめちゃめちゃ喋る。面白カッコいいのだ。
その作品は全員が水槽の中の熱帯魚に扮していて、様々な楽しいドラマが巻き起こるのだ。
ラストが僕は劇的に感動した。
あることがきっかけで水槽の循環器が壊れて魚達が死にかける。その中で数匹ずつ諦めて安らかに死んでいくことを選択するものも出てくる。
しかしその中で魚達は議論し奮起し、「俺たちには泳ぐことしか出来ないじゃないか!」と思い立たつ。僕には「泳ぐこと」が「踊ること」と取れた。大竹さんは意図してたと思う。。
そこから魚たちは泳ぐ。泳ぐ。とにかく泳ぐ(踊る)。
曲がカッコよくフィニッシュ!!、、、、、からも踊る!!がなんども続いた。
僕は最前列に座っていたが、ダンサーたちの息遣いや汗がものすごく細かく感じ取れた。
気づいたら泣いてた。自分でもびっくりした。何で泣いてるのか全く分からない。死にかけながら踊りまくってる目の前の人たちに胸を撃ち抜かれた。
「めちゃめちゃ良かったです!!!」
とだけ大竹さんに伝えて足早に去った。
BluePrintか〜、いいなぁ。一緒に何かやってみたいなぁ。
そして明日BluePrintvol.9「SHOWとコント」の初日。
衣裳担当は僕だ。
ここ最近、強く思ったことが実現するんだと気づいた。
そうならなかった時は、思いが足らないからだと思うことにしている。
この夏、BBQしたい。(切望)
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