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アヴァンギャルド×コンプレックスと申します。

photo by Hiro Nagoya
「初台プレイボーイ倶楽部」
これが最初に私が思いついた名前でした。
その後も「平成カマレオンテ」「東京ラスカル」「初台DOCGS」 、、結局最後まで競り合ったのは「初台風俗」。
単語の組み合わせを合わせると私のメモページには200ちょいの名前候補が並んでいました。

 

同じ研修所で文字通り同じ釜の飯を食らい3年間みっちり演劇を学び、その後個々で活動しだして約一年。だんだんとお互いのかけがえのなさに気づき始めました。まるで恋人のよう。我ながら気色悪い。
そして「一緒にチームを作ろう」という飲み会から数ヶ月。団体を立ち上げるとはこうも大変なのかと驚きました。凄いです数多の先人たち。
HPが欲しい、宣材写真が欲しい、ロゴが欲しい、名刺が欲しい、色々協力してくれる仲間が欲しい、その仲間を説得するための企画書を書かなきゃ!企画書の書き方を教えてくれる仲間が欲しい!!
こうも自分は無力なのかと思い知らされる日々。
そして方針をある方向へ強く示そうとすると、私の頭を「その方向でない方向の方々の批判」のようなものが覆い尽くす。想像でしかないのにその存在はあまりに巨大だ。
そこで、僕が普段より敬愛しているデザイナーの山本寛斎氏の言葉が頭をよぎった。
「君が前例になりなさい。」
そうだ、私が死んだって世界は変わらず回っていく。”やらなきゃならない事”なんて1つもない。
だったらやりたい事をただやろう。「あいつらだって〇〇」とか「だってあいつらは〇〇」って言われるようになろう。
新国立劇場演劇研修所で得た最も大きなものは演技力や知識ではなく、”演劇への期待”と”仲間”でした。

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