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HUB第二回「アヴァンギャルドなお茶会vol.2」

第二回目。迷ったら前へ。

先日10/28、アヴァンギャルド×コンプレックス定例参加型イベント、通称「HUB」。第二回を終えました!

スタイルは前回に続き「アヴァンギャルドなお茶会」。仮面を着用してキャラクターを演じながらコミュニケーションする会です。

そして今回、10月回は4人それぞれ個人の仕事が重なり、スケジュールの都合で髙倉が欠員となりました。

2回目にして一人減った。。さあどうする。。実はこの「アヴァンギャルドなお茶会」は今後ソフトとして強化して行こうと思っているのです。今回は安定を取って1人欠けた状態で前回と全く同じ内容にして制度を高めよう!!

という事に話はまとまりました。一度は。。

「それって思考停止してない?」と中西。

むむ。。そう、この団体は思考停止しないために作ったのです。さすが我らがクレイジージャーニー中西。僕たちは即座に決めました。

攻めよう!!

前回は愛。今回は金!!

では題材は何にしよう。

この「アヴァンギャルドなお茶会」は役と仮面に隠れて普段喋れない意見をぶつけ合う。というのが裏テーマだ。

前回は恥ずかしながら第一回という事でテーマを”愛”としました。

“愛ってそもそも何?”とか、”恋との違いは?”など、、恥ずかしげもなく皆さんの”愛感”について喋りまくりました。

さあ今回はどうしよう。

愛と同じくらい普遍的で身近なもの。そして愛とは別の質感のもの。。

あった。。金だ。

割とスッと出た。今回のテーマは”お金”。お金についてひたすら喋ろうと決めました。

基本的なスタイルは全く同じ。①与えられた履歴書の空欄を想像で埋める。②当日は仮面を着用しその人物になりきる。③ひたすら喋る。

というもの。

大まかなストーリーがあるので、そこは会議を重ね作成。また、前回のホストは岩男が務めたので今回は”圧倒的社長感”を醸し出すことのできる中西にお願いする事に。

参加者に渡す履歴書(キャラクター)は”お金の会”に沿ったものを新たに作成。

また、今回は前回より多くの参加人数。ナースさんや学校の先生など中々楽しい顔ぶれでした。

そして今回、最も攻めたのが「スリラー要素」。「せっかくお金の会にするのなら、ラストはえぐい感じにしてみよう!」

この決断が、あんな自体を招く事になるとはつゆにも思いませんでした。

当日!寝不足!厳し!!!

10/28の僕たちは朝から某脱出ゲーム出演のリハーサルでした。(そっちの話も後日掲載します)

前日に2つの準備でパンパン。。朝6時起きが怖すぎて永田氏は前日岩男宅にお泊まりでした。やや、ほぼ全く寝れず、完全にハイな状態でリハを終え大荷物を持ってHUB会場に向かいました。

そして会場を設営しながら段取りを確認。基本的なやりとりは全て参加者と即興で作るので何が起こるか全く予想できません!!

寝不足、そしてろくにご飯も食べてない僕たちはチョコとレッドブルを胃に放り込み、いざ受付開始!!心の中で中嶋しゅうさんから頂いた「Show must go on」という言葉を何度も唱えました。

で、、

何やかんや色々ありまして、、

申し訳ありませんが、主な内容に関しては伏せさせて頂きます。

「参加してのお楽しみ」であり、「表現のしようがない」のです。

しかしこれだけは。

ラストであるオチがあり、そこで岩男が仮面を回収して参加者の皆様は解散となるのですが、、みんな物凄い顔をしていました。数名は号泣していました。。。

しまった。。そこまでやるつもりは無かった。。

会自体はなんとか無事やりきりましたが、ラスト含め参加者があんな空気になるとは。やってる私たち自身、会の最中は動揺しまくりでした。

そして前回に引き続き、解散時にお渡しするお手紙の最後に「15分後懇親会のお誘い」があります。

皆さんは戻ってきてくれるのか。。

私たちは自分と会場内に付いた血糊をゴシゴシしながら今までの俳優人生で一度も味わったことのない得体のしれない不安で心がいっぱいでした。

15分後。。

きた。ほとんどみんな来た。

僕たちは嬉しさのあまり戻って来た参加者に抱きついてしまった!嬉しすぎた!!

その後の懇親会は「こっちがメインか?」てくらい盛り上がります。これには自信があるんです。さっきまで仮面をつけて全くの別人として喋くりあってた人たちが、初めて素顔で話し合う。信じられないスピードで打ち解けていく様は見ていて本当に気持ちのいいコミュニケーションです。

という事で、なんとか今回も無事終了。

改善点はいくつか生れましたので、次回に生かしたいと思います。

11月はちょっとイレギュラーな会を開きます。

これからもアヴァンギャルド×コンプレックスは演劇を活かしながらオリジナルのイベントを創作し続けます。

なるべく優しい眼差しで見守って頂けると幸いです。ほんのたまに、会いにきてくれると尚幸いです。

どこからどこまでが演劇なのか。そもそも演劇ってなんだろか。

 

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