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よしおのアヴァン×トリップ 第2回

怒り!そして、悔しみ!

ラジオ番組の金字塔、オールナイトニッポン。毎週土曜日深夜はオードリーのオールナイトニッポンである。 その中で春日さんはこう言っていた。

「トークの種を期待して出かけても、面白いことは起きない。」

  このアヴァン×トリップも第2回にして、その境地にたどり着いた。 9月3日、僕はアヴァン×トリップの種になりそうな旅を決行した。 その名も…

自転車一刀両断の旅

絶妙である。実に絶妙。 僕は普段から東京の至る所を自転車で移動している。その際のマイ・ルールとして

  • 地図は見ない
  • 出来るだけ直線距離(最短距離)で一刀両断に進む
  • 主要幹線道路(環七や環八)を極力使わない

を自分に課している。何故、課しているのかは知らない。 このような移動方法をしていて、何回も訪れる場所だと、数回目には最短経路が割り出され、基本的には同じ道でその後も使うことになる。 それはそれで結構なことである。しかし僕の内心に燃えたぎるフロンティア・スピリットは満たされない。 そこで今回、自転車一刀両断の旅として企画化することで、自分の心も満たされ、ブログの種にもなるのでは?と思ったのである。 今回、一発目の一刀両断旅では大森〜吉祥寺という約20キロの道筋を選んだ。 グーグルマップの指示通りに進むならば、環七通りで明大前付近まで行き、そこから井の頭通りを延々と進むというのがセオリーとして示される。 しかしそこは一刀両断の旅。東京を斜めに、出来る限り直線距離で進む。(これまでの経験上、直線最短距離で進めたことはなく、旅終盤で「セオリー通りの道で進んでいれば…!」となるのがオチである。) さて一刀両断の旅、スタートである。 しかし前振りをしてある通り、面白いことは何も起きなかった。

この写真が旅最大の盛り上がり。雨が辛いって写真。

まあ一応紹介していこう。

蒸しパン屋さん。facebookで流れてきたので立ち寄った。

黒ごまと栗の蒸しパン。美味しかった。

マツコ・デラックスさんが深夜に徘徊してた場所。

(ここは夜だと蛍が出る。夜だとね…)

ほら!面白くない!

やはりアヴァン×トリップはやろうと思って出来るものではないらしい。吉祥寺までの道のりは単なる徒労に終わった。近道でもなかった。

しかし!

事件はモチベーションを失った帰り道に起きたのである…。
(帰り道も出来る限り斜めに帰っていた。)
まずはこの地図を見ていただきたい。

急ごしらえで書いた手書きの地図。左上が私のお家がある場所、大森。そして右下に日中の目的地であった吉祥寺。 そして簡易的にこの地図上で直線距離で、家に帰ろうと思うと大体この経路になる。

吉祥寺→千歳烏山→経堂→駒澤大学→自由が丘→大森

すでに直線距離で進めてはいないが、今回取り上げたいエリアはここ。

東急世田谷線沿線である。

東京には“迷宮”と呼ばれている場所がそれなりにある。 例えば新宿駅。どこから地上に出られるのか、そもそも地上とはどこを示すのか、地方から出てきた方々にとって第一の鬼門になっていたりする。 では東京人にとっての東京の迷宮とはどこなのか? 僕は今回、この東急世田谷線沿線を「東京大迷宮」と銘打ちたい。 怒りを覚えるくらいの迷宮っぷり。迷宮を抜けきれなかった顔がこれである。悔しすぎて、思わず自撮りしてしまった。

皆さんに挑戦していただきたい経路は【東急世田谷線 下高井戸駅を起点に小田急線 経堂駅を通って、東急田園都市線 駒澤大学駅を最短距離で目指す】というもの。 もちろん地図アプリを見てはいけない。 その経路を完走することに必死になりすぎて、写真も何も撮れていない。さらに本来なら一時間半で帰れるはずなのに三時間かかってしまった。時間の無駄である。

憎っくき東急世田谷線

なぜこの地域を抜けるのに苦労するのか? やってもらうのが一番早いが、東急世田谷線の線路に問題がある。 一度、東急世田谷線の線路を踏切で渡る。 それは線路をすでに超えたという行為であり、もう一度東急世田谷線の線路を渡るなんてこと、起きるはずがないのだ。 しかし何かがおかしい。方向は正しいはずなのに、何度も何度も東急世田谷線の線路が自分の前に立ちはだかる。 それを繰り返すうちに自分の方向感覚を圧倒的にぶっ壊される。 さらにそれぞれの駅に大きな特徴がないため、駅の区別がつかず、三軒茶屋が右にあるのか左にあるのかすら混乱させられるのである。 ちなみに僕は過去にも何度かこの道のりをチャレンジしているのだが、混乱させられなかったことがない。毎回迷う。 僕は是非ともいつかこのコースの最短経路を発見し、クリアしたいと思っている。 皆さんもこの「東京大迷宮」に挑戦してみてはいかがだろうか? 東急世田谷線沿線にはオシャレな街や味のある商店街も数多くあり、アトラクション性の高い散歩にはぴったりですよ!笑 さてさて、非日常のちょい旅を提案する

「よしおのアヴァン×トリップ」

今回はこれまで! また次回をお楽しみに!

 
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