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瞼の家族運動

最近、「荷揚げ」というアルバイトを始めた。これから家やビルを立てるであろう場所や家や建物の骨組みができている場所などに建設や内装などに必要な材料を運び入れるというアルバイトだ。そのアルバイトで先日、瞼の家族運動というのをやった。大きな現場ほどよくやるらしいのだが、ある程度の危険が伴う場所での仕事なので仕事に入る前に目を瞑り自分を待っている家族や心配していてくれる存在を思い浮かべ事故なく安全に業務を終えられるように行うのである。

先日、絶賛稽古中の「冬のサボテン」のキャスティングが決定した。紆余曲折あり決まったキャスティングは、それぞれの持っている素養だけでは足りない大いなるチャレンジに溢れたキャスティングになった。その稽古の中でこんな言葉を聞いた。

稽古前の写真である
みんな可愛いわ、食べちゃいたい程にさ

俳優は常にリスクを背負って生活しろ!!

俳優が舞台上で演じる役は常にリスクを背負って存在している。だから、あなた達自身がリスクを背負ってないとその人物の緊張感やリスクは出ないという意なのだそうだ。

今回の「冬のさぼてん」の人物もそうだし、荷揚げの現場で出会った人たち何より「人間」という生き物がそれぞれのリスクを背負っている。そのリスクがあるからこそ人には帰るべき場所、待っていてくれる人、待っていてほしい人というのが必要なのだと思う。

瞼の家族運動に使っていいよ

そんな人間を体現するために、先日方言指導の仕事を終えて地元愛マシマシの永田は心で家族、大切な人を思いながら瞼の役作り運動に邁進するのであった!!

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